結婚指輪の素材の基礎知識
エタニティリングは指輪の表面に並んだ美しいダイヤが特徴的ですが、結婚指輪として作られるときにはリングにも高級素材がよく使われています。
リング自体の品質や見た目にも満足できる素敵な一品を作れるよう、素材の種類や特徴も確認しておくといいでしょう。
ここでは、結婚指輪の定番素材の一つ「ピンクゴールド」について軽くご紹介します。
ピンクゴールドとは
ピンクゴールドとは天然の素材ではなく、純金の加工により生まれる合金のゴールドの一種です。
ゴールドは高級感があって魅力的ですが、強度自体は低く、純金のアクセサリーには傷や変形の恐れがあります。
結婚指輪を純金で作るとどうしても使いにくいため、別の金属で強度を高めたもののほうがよく使われているのです。
そしてゴールドに別の金属を混ぜると、素材の色が変わることがあります。
だからこそ強度を高めている人工のゴールドにはカラーバリエーションがいくつかあり、ピンクゴールドはその一種にあたるのです。
素材名の通り、ピンクゴールドはほんのりとピンク色に変わっているゴールドであり、見た目のかわいさが特徴的です。
また、その色合いは赤みがかっているようにも見えるため、ローズゴールドと呼ばれる場合もあります。
いずれにしても見た目が華やかで美しいバリエーションであり、結婚指輪の素材としても人気です。
ピンクゴールドでエタニティリングを作るとどうなる？
エタニティリングの素材にピンクゴールドを選ぶと、華やかな色合いのリングに多数の宝石が並ぶことになり、見た目の個性がより強まるでしょう。
パーティーで違和感なく使えるくらい華やかな結婚指輪を作りたいときなど、ピンクゴールドでエタニティリングを作るのはおすすめです。
また、単純にピンクゴールドの色合いが気に入った方も、ぜひ指輪の素材として選んでみてください。
ただし、ピンクゴールドは変色の可能性がやや高い素材としても知られています。
将来の指輪のトラブルを避けたいときは、ピンクゴールドにしても問題ないか慎重にお考えください。